遺産分割とは、被相続人が遺言を残さずに死亡した場合や、「Aに3分の1、Bに3分の2ずつ」といった相続割合のみしか遺言書に記載されておらず、遺産分割の指定が不十分な場合などで、一旦は相続人全員の共有財産となったものを各相続人へ話し合いによって具体的に分配していくことをいいます。そして、遺産分割についての話し合いを遺産分割協議といいます。
旧民法下では、多くの場合、家督相続により遺産分割を行っていましたが、現民法下では、法定相続分を目安に遺産分割協議による話し合いで遺産を分割します。
遺言書がない場合、遺産分割協議に参加できるのは、被相続人と一定の親族である法定相続人です。被相続人の配偶者は必ず法定相続人になることができ、
①第一順位である子どもなどの直系卑属(卑属=被相続人の下の世代)
②第二順位である親などの直系尊属(尊属=被相続人の上の世代)
③第三順位である兄弟姉妹
のうち、相続順位が高い方から(つまり、①~③の番号で若い順から)なることができます。そのため、①が既に死亡している場合や相続放棄した場合でない限り、②や③は法定相続人になることはできません。
遺産分割協議は基本的に話し合いにより進められますが、何度話し合いを行っても分割方法が決まらない場合は、調停や審判を通して決めることもできます。
渋谷徹法律事務所は、文京区をはじめとする都内を中心に、全国各地の相続問題に関するご相談を承っております。
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遺産分割とは
渋谷徹法律事務所が提供する基礎知識
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