03-5815-6377 事前にご連絡頂ければ時間外も対応いたします。
初回相談・電話相談無料
受付時間
平日 9:30~17:00

賃借人が名義貸しをしていた場合の対処法

  1. 渋谷徹法律事務所 >
  2. 不動産トラブルに関する記事一覧 >
  3. 賃借人が名義貸しをしていた場合の対処法

賃借人が名義貸しをしていた場合の対処法

マンションやアパートなど、不動産を貸すときに注意すべきなのが、「名義貸し」です。
名義貸しとは、他人に自分の名義を貸すことを指します。
通常、マンションやアパートなどを借りる場合、賃借人と賃貸人の間で賃貸契約を結びます。
しかし、賃借人が入居審査で落ちる可能性が高い場合、家族や友人の名義を借りることで、その契約が結ばれることがあります。
そのため、貸し名義が行われることで、契約者と実際にそこに住む人が異なるという事態が発生することになります。
賃貸物件においては、契約者や契約時に申請していた者以外が、居住することは認められないため、契約違反に該当し、さらに詐欺罪の共同正犯や幇助犯が成立することもあり、違法性が高いです。
また、そもそも名義貸しをする必要があるということから、近隣トラブルや家賃の滞納などといった問題が伴うことが多いです。

■賃借人が名義貸しをしていた場合の対処法
次に、賃借人が名義貸しをしていた場合の対処法について、ご説明します。

・内容証明郵便による通知
まず、内容証明郵便により、賃貸借契約解除を通知します。
内容証明郵便の使用は、通知したという事実を証明できることが特徴です

・裁判の提起
その後、賃借人と実際の入居者を相手に、建物の明渡しを求める裁判を提起します。
そこで、明渡しを認める判決を得ることができれば、債務名義に基づいて強制執行に移ります。

基本的には、このような流れで対処することになります。
実際の入居者の特定には、監視カメラや伝票等の記載を確認します。
しかし、裁判の判決が出た後に、実際の入居者が異なっていたというケースも十分に考えられます。
そのような場合、判決の効力は及ばず、明渡しを強制することはできず、裁判をやり直すことになります。

上記のリスクが考えられるような場合には、裁判を提起する前に、占有移転禁止の仮処分の手続きを行うことが考えられます。
この申し立てが認められ、仮処分命令が執行されると、実際に貸している建物を調査し、占有者を特定することができます。
そして、特定した第三者に裁判を提起することで、その後建物の使用者が変更された場合であっても、判決の効力を第三者に及ぼすことができます。

以上が、賃借人が名義貸しをしていた場合の対処法になります。
対処法は、状況によって異なるため、お困りの際は専門家に相談することをおすすめします。

渋谷徹法律事務所では、文京区をはじめとする都内を中心に、全国で幅広く活動しております。
名義貸しなど不動産トラブルでお困りの際は、当事務所までお気軽にご相談ください。

渋谷徹法律事務所が提供する基礎知識

  • 自筆証書遺言より公正証書遺言を選ぶメリット・デメリット

    自筆証書遺言より公正証...

    公正証書遺言とは、公証人という法律の専門家が関わって作成する遺言の形式です。 自筆証書遺言のよう...

  • 離婚裁判の費用|誰が払う?費用相場は?

    離婚裁判の費用|誰が払...

    ■離婚裁判とは 離婚と聞くと、一般的には、離婚届を提出して行うものを想像する方が多いと思われます。しか...

  • 【弁護士が解説】任意売却のメリット・デメリットとは?

    【弁護士が解説】任意売...

    任意売却とは、住宅ローンの返済が滞ったときに、担保に提供している不動産を、債権者(銀行など)の合意の...

  • 遺産分割とは

    遺産分割とは

    遺産分割とは、被相続人が遺言を残さずに死亡した場合や、「Aに3分の1、Bに3分の2ずつ」といった相続割...

  • 財産分与|扶養的財産分与の要件や期間などを解説

    財産分与|扶養的財産分...

    離婚するときに必ず行うべきこととして、財産分与があります。 一般的には2分の1ずつ分け合うことが...

  • 協議離婚

    協議離婚

    協議離婚とは、夫婦が協議し、双方の合意の上で離婚することを指します。 協議離婚は、離婚届を記入して双...

  • 個人間で不動産売買を行う場合のメリット・デメリット

    個人間で不動産売買を行...

    不動産の売買といえば、不動産会社に仲介を依頼して買い手や売り手を探すのが一般的な方法です。 しか...

  • 遺留分侵害額請求の流れについて

    遺留分侵害額請求の流れ...

    遺言や生前贈与によって、特定の相続人や第三者に大きな財産が渡ってしまい、「自分の取り分が極端に少ない...

  • 離婚時に父親が親権を獲得するには

    離婚時に父親が親権を獲...

    夫も妻もそれぞれ父親、母親として子どもを愛していればいるほど、離婚における子どもについての問題は折り合...

よく検索されるキーワード

ページトップへ